「ユポに万年筆を使いたい！」の一念にてついに生まれました最高の書き心地を掌に！ と試作にまでこぎつけたこのハイパーメモ、 ペンサルユポメモですがそのほかの仕様についても頑張っております 表紙 色上質紙の白〈特厚口〉を採用しております わざわざ白の紙を使うなら厚めの上質紙でもよいじゃないか、という方もあるかと思われますが、 自分が印刷業務に携わりつついくつもの紙に試筆をしてきた中で裏抜けがなく発色が美しかったのが 色上質紙の白でした 色上質白には通常の上質紙よりも白色度が高くなるよう蛍光白色になるよう染める工程があるんですね こちらを表紙に使うことで簡易的な吸い取り紙の効果を得られるようにしました 裏表紙 メモであるからには取り回しがよくなくてはなりません さらに言えばユポ紙（※）を使っていますからなおさら外で使えるものでなくては面目が立ちますまい 裏表紙に使っているのはアイベスト（アスベストじゃないよ！） すごく頑強なんで立ったままでも書けるようになっとります よくあるメモ帳では片面白、片面鼠色の台紙だったり板紙だったりが多いかと思われますが、 こちらは両面高白色のアイベストを使い、本文のユポ紙に恥じぬ台紙を配しました 製本 天糊製本となっています 私はメモといえばロディアあたりを愛用しているので、 最初は天針金綴じにしてミシン入れしようかとも思ったのですが、 この贅沢なユポ紙を10mmでも使えない部分が出てしまうのは あまりにも耐えがたく、紙全面を味わえるようこの形となりました 余談ですが実はユポの糊製本は難しいことで有名なのですが、 ペンサルユポメモ用のユポ紙はその例から外れる特殊な構造を持っておるのです だもんで糊製本に踏み切れたというのもありました 「萬年紙」とは別の普通のユポメモの多くがリングで製本されている理由も 実はそんな事情があったりします サイズ ｙ74mm×ｔ115mm A7サイズにタテ10mm足したサイズとなっています 胸ポケットやカバンに忍ばせるにあたり横幅はA7サイズに合わせるのが好都合 が、しかし、せっかくの贅沢メモ！ たくさん書きたい！ ということで無理やりタテに10mm伸ばしました これ以上伸ばすと断裁時の都合で値段が段違いとなってしまう……！ 価格を低く抑えられるぎりぎりまでサイズを粘った仕様となっております！ 上記のように聿竹年萬が印刷業界で知ったことをふんだんにぶち込んで生まれたのが、 至高のメモとなっております 手にする人の多くに是非なく単身でいただければこんなにうれしいことはありません！！ ※表面に特殊加工を施したユポを使用しております